自分自身をリセットする場所
こんなにも海が見たいと思ったのはいつぶりだろうか。
満員電車に揺られながら、動きたい衝動を抑えながらデスクワークをする生活がそろそろ耐えられなくなってきている自分と「今辞めたら短期離職になるしなぁ、、、」みたいな、誰に決められたわけでもない「短期」という期間を鵜呑みにしている自分がいて、どっち付かずな感覚が最近大きくなってきていた。
理想と現実の分離を意識せざるを得ない状態になってきつつあるのだ。
心の中では明日にでも仕事を辞めて、四国に移住するか、地元へ戻ってしまいたいという思いがある。
しかし、自分のやりたいことを叶えるためには今の環境をもう少し続けていた方がいいと思っている。
んで、優先したのが後者である。
「我慢」を取った。
しかし、自分は都会(というか人混みや建物ばかりの風景)が苦手。
もう本当に苦手。
「じゃあなんでお前、都会に住んでるねん」みたいな声が聞こえてきそうだが、それはまた別の機会に書こうと思う。
簡単に答えを述べると、「都会に住む経験をしてみたかった」から。
他にも友人がいたことやキャリアに関することもあるが、大元はそれである。
話を戻そう。
自分は本当に都会が苦手なので、できるだけ休日は自然に触れるようにしている。
自然に触れている間は何も考えなくていいし、生きている実感を得られ、そして自分の体感覚や生きるスピードを戻すことができるからだ。
ある種のリセットボタンなのだ。
将来のことも仕事のことも、明日のことも海を見ている間は何も考えなくていい。
ただ海の音を聞いて、キラキラ光る海面を見て、空気を吸っているだけで満たされる。
この感覚で生きていたいと思う。
満たされる実感が湧く。
自分が自分を縛っていたなぁと認識する。
自由に生きていい、選択していいと思える。
海、いや、すべての自然は、ありのままの自分を受け入れてくれる。
人生に苦しくなった時、二律背反で苦しんだ時、そんな時に自分をリセットできる場所があって良かったなぁと思う。
自然はいつもそこにある。
だが、常に頭の中にあるわけではない。
必要とした瞬間に、ふと頭に現れ、受け入れてくれる。
そういう人間に私はなりたい。
iPhoneに名言を
寺山修司の作品に『ポケットに名言を』という作品がある。
寺山修司が映画や歌謡曲などから言葉を集め、名言集みたいにした作品である。
まぁ、要は、自分も同じことをしているだけなのだが。
iPhoneのメモに書いてるから、「iPhoneに名言を」にしているだけ。
やり始めてからもう4年くらい経つ。
きっかけは自分が憧れているライターのあかしゆかさんのストーリーを見たこと。
どういう内容かは忘れてしまったのだが、自分がグッときた言葉を書き留めていて、「それ良い!やろう」と思ったのだ。
まさか飽き性な自分がこんなに続けられるとは思ってもいなくて、今ではなくてはならないものになっている。
定期的に見返しては、その時の気分を味わったり、勇気をもらったり、考えさせられたりしている。
自分でも良い趣味だと思っている。
言葉のストックはあればあるほど良い。
深みが増す。
書くプラットフォームをひとつにした
書くためのプラットフォーム。
noteだったり、はてなブログだったり、アメブロ、Blogger、などなど、プラットフォームはたくさんある。
自分も気分でさまざまなプラットフォームに書いている。
はじめは「使い分けちゃろ〜」とか思っていたのだが、結局めんどくさくなってしまう。
ならいっそのことまとめてしまえばいいと思った。
雑記はダメみたいなところはあるかもしれないが、「書きたいこと書けば良くね?」というメンタリティになったので統一することにした。
なのでエッセイも書くし、思想も、スピも、本の感想も、ファニナンスもここに書く。
もちろんテック系のものも。
自分が書きたいものを全部詰め込んだ場所にしようと思う。
読みたいものだけ読んでください。