Obsidian_to_AnkiとNotion AIを組み合わせて爆速でフラッシュカードを大量に作成するためのプロンプトを作りました。
実行環境
Obsidian
Obsidian_to_Anki
Notion AI
Anki
AnkiConnect
生成AIであればなんでもいいと思います。
学習内容をNotionのページにまとめる→学習の最後にページの内容を基にフラッシュカードを作成
というフローを踏みたかったので、Notion AIがベストでした。
作成したプロンプト
あなたはAWSの問題の作成者です。
下記の仕様に従って、このページ内の内容を基に{ ここに作成したい認定テストの名称を入力 }版の問題を作ってください。
# 仕様
- 問題は下記の「問題の形式」に従って作成する
- 難易度は基礎的なものから難しいものまで幅広く作成する
- ページ内の内容を理解できるような問題を作成する
- 作成した問題はフラッシュカードとして利用するため解答はできるだけサービス名称や用語にする
- 問題は重複しないように作成する
- 問題は{ 作成したい問題数を入力 }問作成する
# 問題形式
下記の形式に従って作成すること
START
基本 // 必ず基本にすること
{ ここに問題文を入力する } // {}を入力しない
裏面: { ここに答えを入力する } // {}を入力しない
Tags: AWS {問題の分野やテストに適したタグをつける }
END
今回作成したCLF‐C02番を例にしてみます。
あなたはAWSの問題の作成者です。
下記の仕様に従って、このページ内の内容を基にAWS CLF-002版の問題を作ってください。
# 仕様
- 問題は下記の問題の形式に従って作成する
- 難易度は基礎的なものから難しいものまで幅広く作成する
- ページ内の内容をすべて理解できるように問題を作成する
- 作成した問題はフラッシュカードとして利用するため解答はサービス名称や用語にする
- 問題は重複しないように作成する
- 作成する問題は30問とする
# 問題形式
下記の形式に従って作成すること
START
基本 // 必ず基本にする
{ ここに問題文を入力する } // { }を入力しない
Back: { ここに答えを入力する } // { }を入力しない
Tags: AWS CCP { AWSの設計原則、AWS利用ツール、データベース、EC2、IAM・認証、クラウド全般、コスト最適化、サーバーレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワーク、移行・接続、運用上の優秀性、環境の自動化の中から適したものを1つ追記する }
END
このように命令を与えてAIを実行するとObsidian_to_Ankiの形式に準じた形式で問題を作成してくれます。たとえば、こんな感じ。
START
基本
AWS Lambdaの料金は何に対してのみ発生しますか?
Back: 使用したコンピューティング時間
Tags: AWS CCP サーバーレス
END
START
基本
Amazon EKSは何を実行するときに使用できるフルマネージドサービスですか?
Back: Kubernetes
Tags: AWS CCP EC2
END
あとはこれをObsidianのページに貼り付けて、Obsidian_to_Ankiプラグインを実行するだけです。
プラグインの設定や重複、構文ミスなどがなければうまくフラッシュカードが作成されるかと思います。
詳しい使い方や注意点、失敗したことを後述しますので、参考にしてください。
How to use
- 問題を作成したい内容をページに貼りつける
- Notion AIを起動してPromptを貼り付ける
- 作成された問題を全部コピーしてObsidianに値で貼り付ける
- Ankiを立ち上げる
- Obsidian_to_Ankiを実行する
- Ankiで「同期」をクリックして反映されているか確かめる
Obsidian_to_AnkiとAnkiのインストールとセットアップをしている必要がある。
できていない場合は下記の記事を参考にしてインストールとセットアップを行う。
フラッシュカード化できない場合
フラッシュカード化できない場合、下記の点に当てはまっていないかを確認すると解消するかも。
- カードタイプが正しく設定されているか
- 存在しないカードタイプだとカード化されないので注意
- 同じ内容のカードを作成していないか
- 重複したものはカード化されないようになっている
失敗事例集
適宜追加します。
コメントやプロンプトを修正してうまくやってください。
もしプロンプトにブラッシュアップした方はぜひご共有ください……!
- 「基本」が「高度」になっていた
- 「問題の難易度を〜」のところが影響している
- コメントにて対応
- 「問題の難易度を〜」のところが影響している
{ }
が入力されていた- コメントにて対応