PL-900(Microsoft Certified:Power Platform Fundamentals)に2週間で合格した自分がやったことをまとめます。1日に1〜2時間、週末に3〜5時間程度、おおよそ30〜40時間くらいの学習時間で合格しました。 スコアは842/1000だったので、それなりにいい点数で合格できたと思っています。

試験終わってすぐ写真撮ったので画質が悪いんは許して。
基礎資格に対する考え方
AWS Certified Cloud Practitionerの試験でもそうだったのですが、基礎資格の取得にはそれなりの時間をかけて学習するようにしています。
各サービスに関する基礎的な内容をしっかり学んでおけば、上位資格のベースになる基礎力をつけられるからです。
上位資格はより専門的な知識を問われるため、基礎をここで身につけておくだけでもスムーズに取り組めるかと考えています。
AWSの時も1ヶ月くらい時間をかけました(AWSに関する知識がまったくなかったのもありますが)。
また、自分は業務でバリバリPower Platformを使用しているので、資格を取るための学習ではなく、業務に活かすための学習を意図していたのもあります。
合格するためにやったこと
合格するためにやったこととしては下記です。
それぞれ詳細に述べてみます。
Microsoft Learn
ざっと試験範囲を網羅するために1週間くらいかけて1周しました。 わからない用語はObsidianにメモを取りつつ、用語集を作っていきました。
振り返ってみると、もう少し理解に時間をかけてもよかったと思いました。概要は学べますが、細かい知識は学べないのでそのあたりはドキュメントで補完するといいと思います。
Udemy
下記の講座を全試験範囲が8割以上の正答率になるまで回しました。だいたい3周くらいで8割に乗せられました。
基礎的な問題が多いので、これをやっておけば基本的な知識は網羅できます。ただし、本番の試験よりは少し難易度が高い印象です。 回し方は多くの方がやっている方法と同じです。間違えた問題はドキュメントを読んで理解する。
Microsoft Learnのプラクティス評価
公式のプラクティス評価もやりました。こちらも8割を超えるまでやりました。だいたい7回くらいで8割に乗せられました。
ドキュメントの通読
これはやってよかったと思いました。問題を間違えたときだけではなく、試験範囲のPower Platformサービスのドキュメントをすべて通読しました。時間がなかったので理解に時間をかけられなかったですが……。 私はやらなかったのですが、ハンズオンは絶対やったほうがいいと思いました。実際に手を動かした前後で、問題文を読んだときに想起されるイメージが全く違うので。時間をかけられる人や確実に合格したい人はやったほうがいいです。 下記のQuoraのスレッドでも述べられていますが、難易度が低いとたかをくくらず、愚直にやるべきです。
デモ体験
これもやってよかったと思っています。合格体験記を見ているとUdemyやプラクティス評価と本番の解答方法が異なったので戸惑ったという記載がありました。 そのため、一度デモ体験を行い、実際の解答方法を体験しました。 これをやらずに本番に望んでいたら自分も絶対に戸惑ったと思っています。絶対に一度体験しておくことをおすすめします。
Power Platform関連サービスの体系的な学習に資格を取るようにしたのですが、やはり取り組んで正解だったと思っています。 資格はなくても実務はできますが、体系的な学習のために資格試験を使えば良いのではないでしょうか(Yossyさんの下記の記事に同じようなことが書いてあります)。
次からは上位資格なので、今回の学習方法を継続しつつ、ドキュメントを読み倒そうと思います(もちろんハンズオンも)。