スクリーンタイム長すぎ問題
スマホを触る時間を短くしたいと常日頃思っていた。
理由は大きく3つある。
1つは、スマホを触る時間を本を読んだり、創作活動をしたり、自然に触れたりする時間に充てたかったからだ。
だらだらとSNSやYoutubeを見ている時間を削って、人間らしい生活に時間を使いたいとずっと思っていた。
画面の外に見るべきものはある気がする。
2つ目は、自分のメンタルヘルスを守るためにSNS、特にinstagramやX(旧Twitter)、から離れたかったからだ。
instagramは友人たちの生存確認に、Xは情報集のために使っていた(今でもたまに見たり呟いたりはするが入り浸っていた頃と比べるとかなり時間は減ったと思う)。
しかし、これらを使っていると徐々にメンタルヘルスが悪化していることを感じていた。
メンタルが弱いといえばそれまでだが、原因がわかっているのであればそもそも見ないという対策を自分は採用する。
3つ目は、取得する情報を少なくしたいと思っていたからだ。
現在は、情報が溢れすぎていて、正確性が担保できていない可能性が高くなってきている。
SNSやAIの流行は素晴らしいものだが、それ以上に情報の取捨選択が求められるようになってきた。
1日で大量の情報を取捨選択しないといけないものだから、結構疲れる。
考えたくないと思うことも増えた。
まぁ言ってしまえば、今の社会に疲れたのだ。
自分は中学生くらいからTwitterをはじめていたので、そろそろ卒業してもいいだろうと。
そう思ったのだ。
Dumb Phoneとは?
前置きが長くなった。
逃避先を探していた自分がたどり着いたのがDumb Phoneだ。
Dumb Phoneとは通話やメールなどの最低限の機能だけを備えた電話のことで、スクリーンタイムを減らしたいと考える アメリカのZ世代から注目をされているらしい。
日本でも同じようなムーブメントがあり、特に古いiPhoneの機種が脚光を浴びているそう。
機種を何にするか問題
現在使っている機種はiPhone SEの2世代目。自分は端末の小ささにこだわりを持っていて、そのこだわりを満たすのがSEの2世代目だった。
しかし最近、バッテリーの劣化で半日に1回は充電をしなければならなくなったので、さすがにそろそろ機種を変えようと思っていた。
そこで出てきたのが、このままiPhoneを使い続けるか、Dumb Phoneにするかということだった。
最優先課題はスクリーンタイムを減らすことだったので、ガラケーにしちゃろかと思ってたのだけれど、スマホでしかできないこと、家計簿の登録やネット銀行の送金など、があるためにガラケーだと絶対に不都合が出ると思った。
次に考えたのが使いなれているiPhoneから別のスマホにすること。
例えば、Light PhoneやMinimal Phone、Punktなど。
ただ、懸念があって、LINEが使えないと困るということ。
自分はLINEで家族や友人たちと連絡を取り合っているので、これが使えなくなるとかなりきつい。
これらの中で、Minimal PhoneはAndroidを搭載しており、Google Playからアプリをダウンロードできるみたいなので、これが現時点での最有力候補かなという感じ。
ただ、プロダクトがリリースされて間もないため、もう少し静観したいところではある。
徐々にレビューが増えてきているのでこれらを参考に決めようかなと思う。
https://www.reddit.com/r/dumbphones/comments/1imnyfz/minimal_phone_one_week_later/?rdt=33500
他にBOOX Palmaなどのようなデバイスも考えたがOSが古かったりしたため断念(OSが最新になれば迷わずこちらにしたと思う)。
結局機種は、iPhoneから変えるのではなく、今はiPhoneのままにしておこうと自分の中で結論を出した。
iPhoneをDumb Phoneにする
まず、自分がよく使っている機能やアプリをざっと洗い出してみた。
- LINE
- Beeper
- SMS
- 通話
- メール
- 音楽
- Money Forwardへの家計簿登録
- Paypay
- クレカの照会
- ネット送金
- PASMO
- Kindle
- Anki
- 漫画アプリ
- Google Map
- Googleカレンダー
- Google Chrome
- リマインダー
- メモ
- Youtube
- 乗換案内
以外に多かった……。
これらの中で漫画アプリやYoutubeはiPadへ、Facebookやクレカの照会はサブ端末へ移行はさせればいいので、それ以外はiPhoneで使いたい。
最低限、生活していて困らない感じまでに機能を落としてみることにする。
アプリはダウンロードできないように設定をした。
その上、スクリーンタイムのパスコードを母親に設定してもらい、自分では解除できないようにした(まぁ突破できる方法はあるのだが)。
次にホーム画面をDumb Phoneっぽくしてみた。
Wiredの記事で紹介されていたDumb Phoneというアプリを入れてみた。
apps.apple.comとりあえず設定した現在のホーム画面がこちら。
Dumb Phoneっぽくしてみた。 pic.twitter.com/SBPQ2o7OXG
— しょま (@shmtkch) 2025年4月27日
いい感じにDumb Phoneっぽくなったのではなかろうか。グルーピングをどうするを考えているためマネフォなどはまだ入れていないし、Facebookが残っていたりするが、運用が決まり次第修正したいと思う。
アイコンがあるのが当たり前だったのでまだ見慣れないが、通知バッチなどもなく、色味がごちゃごちゃしていないのでスマートになった。
これでスクリーンタイムがどのように減っていくか今から楽しみだ。
まずは2時間/日まで下げることを目標にする。