毎月末に書いている今月読んで面白かった本を紹介するコーナー。
今月は冊数的には多かったのですが、途中で辞めてしまったものも多く、断片的なものが多くなってしまったなぁと。
まぁそんな中でもちゃんと読めた自分を褒めたい。
えらいぞ〜〜〜〜〜!
ケントベック『テスト駆動開発』
テスト駆動開発をするならこれでしょ! みたいな定番本。
今月はテストを書けるようになることを目標にしていたので、その一環として読みました。
著者とペアプロしているみたいに進んでいくので、実際のテストの考え方や書き方、プログラムの考え方などが合わせて学べるのが良いところ。
自分はテスト駆動開発信者なので、もっと狂信できるように何度も読み返したい。
テストを書く月と設定したからなのか、本業でもめちゃくちゃ書きましたね……。
Felienne Hermans『プログラマー脳~優れたプログラマーになるための認知科学に基づくアプローチ』
プログラミングを認知科学の視点から書いていて良いテーマだなと思いました。
コードを読む時に頭はどのような動きをするのか、特にチャンク化してコードを読んでいる、という部分が面白く、「自分はチャンク化できる素材が少ないから読むのがクソ遅いんか〜〜」とコードリーディングが遅い原因を見出せた本でもあります。
暗記は不要と言われているプログラミングですが、この本ではフラッシュカードを使った暗記を勧めていたのも面白かった。
チャンク化できる素材が多い=コードが早く読めるので、やはりどれだけのコードを覚えているかが大事になってくる。
だから暗記してしまおうという感じらしいです。
最近C#を触り始めたのでAnkiを使って地道に暗記しています。
Ankiの使い方はまたまとめますね。
三浦糀『アオのハコ』
この漫画の感動を言語化できないのがめちゃくちゃ悔しい……。
「こんな青春送りたかった」とか「高校生に戻りたい」とかではなく、なんかこう、胸の奥がぐっと持ち上げられるような感覚が読み終えてからずっとあって、この感覚が言葉にできない。
真っ直ぐに自分のために頑張っている人を肯定してくれる漫画だと思う。
恋愛もそうだが、それと同じくらい努力している人を肯定してくれるのがよかった。
あとは、こんな真っ直ぐ生きたいと思える漫画だった。
「千夏先輩かわいー」で読み始めただけだったのに、久々にめちゃくちゃ満足する読後感でした。
全巻買おう……。
星野道夫『旅をする木』
崇拝している星野道夫さんのエッセイ。
彼のようにアラスカの人と自然を愛し、人の温かさや自然の雄大さが滲み出るような文章を書きたいなと思います。
本当に彼の人柄が現れているエッセイだと思いますし、自分が自然を愛していることを思い出させてくれる本です。
何回も読み返していて、今回で5回目くらい。
定期的に立ち戻っています。
10月もおつかれ様でした〜〜!! 11月は四国からスタートするのでめちゃくちゃ楽しみです!